This page is intended for users in Germany. Go to the page for users in United States.

「全員が同じ方向を向くこと」“青くさい”ビジョンを実現する組織づくりとは

「キャディの目標はいくら一人だけが頑張っても達成できません。チームで挑む必要があるんです」

強い眼差しでそう語るのは、サプライパートナーサクセス本部長の幸松。メンバーから慕われるリーダーである一方、キャディにジョインする前に現場経験を積むため、町工場で3か月間ボランティアで修行させてもらうという行動力の持ち主でもあります。

大手外資系コンサルティング会社で働いていた幸松が、3人目のメンバーとしてキャディに参画することを決意した背景、キャディに見出した仕事の価値とは?

そして現在精力的に取り組んでいるチームビルディングについて話します。

価値を感じるのは、社会課題を根本から改善できる仕事

――キャディにジョインした経緯から聞いていきます。ファーストキャリアのコンサルタントを辞めての参画なんですよね。CEOの加藤とも同期だとか?

はい。自分がどう社会に価値を出すのか、ビビっとくるテーマを探していたタイミングで、加藤がキャディを起業したんです(「社会に価値を出したい」というモチベーションの源泉についてはこちらの記事を参照)。キャディの舞台である製造業は、日本にとって誇りある産業なのに、業界構造の問題で事業を畳む会社が多い。そんな業界を立て直す力になりたいと感じました。

――「社会に価値を出す」ことって、つまりどういうことでしょう?

いわゆる社会課題の渦中にいて苦しんでいる人たちの状況を、構造から抜本的に改善していくことです。

私は大学生のころに農業や救命救急など、プロフェッショナルな技術をもってお客様や患者に誠実に向き合っているけれど、経済的にも労働環境的にも苦しい現場を目の当たりにしました。また、巨大な伝統的産業の構造を、地道な改善の積み重ねで変えることの難しさも学びました。こうした難しい社会課題を新しいアプローチで解決することを、人生のミッションにしたいと思うようになったんです。

ファーストキャリアとして選んだのは、外資系大手コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニー。製造業を中心にいくつかプロジェクトを経験し、日本の大企業の課題を解決する同社の仕事に価値を感じました。一方で、特定の企業ではなく、多くの課題を抱えている産業構造そのものに、より直接的に働きかけたいという思いがより強くなりました。

――そのタイミングで、加藤との対話があった、と。

はい。加藤と話したその日のうちに、キャディへのジョインを決めました。結婚を数か月後に控えての決断でしたが、妻も家族も応援してくれました。

町工場が自分たちの強みに立脚できるようにしたい。そうすれば日本の製造業全体の底上げに繋がる

――現在の仕事内容を、改めて教えてください

サプライパートナーサクセス本部長として、町工場とのWIN-WINな関係の構築を進めていくことが仕事です。コミュニケーションを構築する上で一番大切なのが、相手に共感すること。設備の減価償却費といった信頼があるからこそ共有していただけるような情報をお聞かせいただけるのは、深い関係構築ができているからです。

関係構築は、キャディのビジョンを説明して共感してもらったり、町工場の悩みに共感したりするところから始めます。ときには、事業計画を一緒につくることもあります。

――町工場の悩みに共感できるのは、町工場を取り巻く環境を調査したりなどの知識からですか?

いえ、知識よりも現場経験の方が圧倒的に大きいです。実はキャディにジョインする前、3か月間ある町工場で働かせてもらっていました。

金属加工は全くの未経験者だったズブの素人の私を快く受け入れてもらい、現場の仕事を一から教えていただきました。

――すごいですね!それはどういった経緯で……?

実際に町工場で働いたことがないのに、現場の人に本当の意味で寄り添えている良いビジネスがつくれるわけがないと思っていて。人づてに無理を言って働かせてもらいました。

そこで確認できたのが、町工場の社長や専務にとって見積もりの作成は思った以上に大きな負担であること。見積もりは材料費や人件費を把握している社長や専務にしかできないことが多く、昼間は現場のトラブル対応や顧客対応に追われ、深夜になってやっと見積もり作成に着手できるということが日常茶飯事でした。しかしせっかく作ったその見積もりも約8割は契約につながらず、失注になってしまいます。

キャディが社長や専務に代わって見積もりを行うことで彼らの負担は大幅に減る。現場を実際に経験したからこそ、キャディのサービスは大きなニーズがあると確信しています

――転職のときにテーマだった、「社会に価値を出すこと」が実際にできているなと感じた瞬間はありますか?

町工場の社長から「キャディのおかげで人生が変わった」と言われたときは嬉しかったですね。「会社を畳もうとしていたけど、キャディから案件が受注できるようになって会社を続けられそうだよ。息子に継がせることも真剣に考えるよ」と。

普段は町工場と直接のかかわりがないメンバーにも、町工場からこんな言葉をもらったよと都度伝えています。自分の仕事がどう役立っているかを、きちんと共有するのは大切ですよね。

――キャディが目指している将来像はどんなものですか?

キャディがハブとなり、町工場が自分たちの強みに立脚した仕事をできるようにしたいです。現状は、町工場自身でさえ自分の強みを把握していない場合も多く、また不得意な領域も含めていろんな仕事を受けざるをえないので、何かひとつを強みとして特化し、そこだけに注力するのも難しい状況です。

キャディが強みを見抜いて、その強みに立脚できる仕事だけを発注すれば、今よりもっと多くの町工場が創造的な仕事に時間を投資できるようになります。得意なことに集中できるようになる結果、さらにその技術を磨いていけるので、製造業全体の底上げに繋がっていくと信じています。

海外に発注している案件でも、実は国内の地方にある町工場に頼んだ方がコストが安くクオリティが高いケースも多々あります。でも、そんな町工場の存在を、発注する企業は知らない。キャディが受発注の間に入りテクノロジーの力でそのマッチングを最適化することで、製造業全体の負の構造にメスを入れ、抜本的に改革していきたいんです。

ミッションを実現するには、ひとつの目標を全員で追いかける意識が必要

――キャディが目指す将来像を実現するためにはどんなことが必要ですか?

チーム感をもっと強くしていくことですね。キャディが目指す目標は高いため、個人プレーでは達成できません。キャディのメンバーは、助け合いの精神や、自分の知識をチームに還元しようという意識をもっています。ただ、もっと「ひとつの目標をみんなで追いかけるんだ!」というチームとしての意識をもつ必要があるなと感じています。

そのために、各チームごとにミッション・バリューを策定しています。例をあげると、担当しているサプライパートナーコミュニケーションチームでは、「町工場に最高のステージを、顧客に最大の感動を」というミッションを掲げています。町工場のポテンシャルを最大限に発揮してもらうには、私たちキャディが、それぞれの強みに立脚した案件を提供できる仕組みを整える必要があるとの認識を明文化したんです。

▲実際のチームミッション

リーダーとしてチームをまとめる立場にあるので、自ら熱いビジョンを発信し続けています。「モノづくり産業の未来をつくるんだ」と。青くさくて恥ずかしいと思うこともありますが、リーダーが疑いなくビジョンを信じ、それをいつも示すことができれば、チームとして同じ方向に進んでいけるはず。自分がメンバーの立場だったら、リーダーが信じていないビジョンなんて追いかけられないし、そのために頑張ることもできないと感じると思うんですよね。

――チームメンバーの目標はどのように設定していますか?

基本的に、「どういう人間になりたいか」を主軸として目標設定をしています。町工場の製造過程で不良品ができる割合を何%に抑える、といった目標を設けがちですが、それだけだとわくわくしづらいじゃないですか。だから、課題解決力を上げたいとか、リーダーになりたいといった人間的な目標を作るようにしているんです。

例えば、リーダーになりたいのなら、ただ「なるぞ!」という漠然とした設定ではなく、どんなリーダーを目指すのかを掘り下げていきます。例えばメンバーの些細な機微に気がついて一番最初に声を掛けてあげられるリーダー、話を聞くだけではなくメンバーが前向きになれるフィードバックができるリーダー、などです。

目標に対する評価は5段階で行っています。設定するときに「ここまできたら1、このくらいなら3」というところまで一緒に決めています。定性的な目標になることもありますが、相互に共通の認識をちゃんと持てていれば問題ないと考えています。月1で行なっている1on1面談で改めて、その期間における目標到達のためにすべきことや、現時点での評価をフィードバックするなど、丁寧な対話を心がけています。

またメンバーを持つリーダー陣でクオーターごとに終日かけてオフサイトミーティングを実施するなど、リーダー間でのレベル上げや目線合わせは密にコミュニケーションをとりながらおこなっています。組織内の調査でも結果としてAAA(トリプルエー)が出ているので、今のところ全社的に評価基準の統一を含め、"一丸”になるためのチームビルディングは順調にできているのではないでしょうか。とはいえ、毎月新しいメンバーも増えているので、規模が大きくなるにつれコミュニケーションが希薄にならないように気をつけていきたいと思っています。

――今後どんな人と働きたいですか?

当事者意識をもてる人です。課題があったときに「自分には関係ない」と思わずに、その課題を解決したら、キャディがこれだけ成長できるとわくわくして取り組んでくれる人が良いですね。困難も自分のエネルギーに変えて、頑張ってくれる人を期待します。

今いるメンバーは、キャディのミッション・バリューに心から共感して「日本のモノづくり産業のポテンシャルを解放する」ことを目指している人ばかりです。町工場を始めとした製造業の前線で活躍するプレイヤーのために熱量高く真摯にキャディのミッション実現に尽力できる人と働きたいですね。

キャディ株式会社s Stellenangebote
11 Likes
11 Likes

Wöchentliches Ranking

Weitere Rankings anzeigen
Hat dir diese Story gefallen? Dann schau doch mal bei uns vorbei.