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ブログが人生も会社も変化させる――執筆を通して経験・知識をつないでゆく

AWS事業本部コンサルティング部に所属し、お客様のAWS環境のコンサルティングやベストプラクティスの提案・実環境の構築を行う濱田孝治は、当社の技術ブログ「Developers.IO」にも数多く投稿しています。個人の情報発信とTech企業の情報発信はどのようにリンクしているのか——濱田の歩みからブログがもたらしうる人生の変革をご紹介します。

SIerでエンジニアの素養を身につけ、悩む

▲バンド活動に明け暮れていたころの濱田

小学生のときは家庭用パソコンでプログラム雑誌に印刷されたコードを打ち込んだり、書籍の真似をしてゲームデータの編集を試みたりしていました。学生時代は陸上競技やバンド活動に明け暮れていましたが、パソコンはなんとなく好きでしたね。今エンジニアをしているルーツはその頃にあったのかもしれません。

システムエンジニア(SE)という仕事を意識したのは就職活動がきっかけです。独立系のSIerに就職し、自分で画面を設計して業務ロジックまで作るSEの仕事を行うなかで、一通り自分で製作したものをお客様にご利用いただける楽しさを知りました。COBOLからSolaris、Oracleなど、当時の流行に近いところはずいぶん携わったと思います。

クラスメソッドに転職するまでそちらの企業に16年ほどいたのですが、その終盤に携わったのが、自社で開発し展開していく家庭菜園をテーマにしたSNSでした。ここでは開発リーダーを務め、受託開発でなく、自社で「ユーザーが求めているものは何か?」「自分たちが目指したい世界は何か?」といった議論を真剣に行えるのが楽しかったですね。

ただ、この辺りからエンジニアとしての自分に漠然と不安を持つようになり始めました。漠然とですが、このままのキャリアの伸ばし方で良いのか、会社内でなく世の中で自分の価値はどのくらいあるのか、という疑問が浮かぶようになったのです。

そんな頃個人的に始めたのがブログでした。最初のきっかけはインフラに対する興味。自分でさくらのVPSを契約し、ドメインを取得し、サーバーを構築し、Web上のコンテンツを展開する。そうした一連の流れを試してみたいという欲求が生まれ、ブログを立ち上げました。

ブログが気づかせてくれた個人の価値

ブログ立ち上げ当時はアプリケーション中心のキャリアだったので、インフラ周りの知識がありませんでした。そこでWebサーバーソフトのインストールや設定を改めて学び、最低限のセキュリティの設定を模索するなかで、インフラについてのエンジニアリングに興味を持ったんです。

しばらくブログを続けることで、次にアクセスアップやSEOといったコンテンツ運用の知識に興味が出てきました。また、書評やスマートフォンの技術情報を書きながら、読者目線で書くこと、書き手の自己満足で終わらせないことの大切さも学んでいきました。否定的なコメントをもらうこともありましたが、全体的にブログを書くこと自体がとても楽しい時期を過ごしましたね。

ブログの技術やインフラ周りの技術、アクセス数を得ることを楽しむほかに、副次的な効果もありました。自分の存在や力を会社の仕事と関係のない所でどれだけ表現できるのか、という目的も半ば達することができたのです。

それが、あるオープンソースソフトウェアのユーザーミーティングが初めて日本で行われる、という時に登壇する機会いただいたことでした。

「自分なんかがこのようなイベントで発表できるのか」

という不安ももちろんありました。でも、結果的にここで良い反応をいただき、自分の市場価値を計る良いベンチマークになりました。

しかし、こういった活動のなかで、自然と転職活動を視野に入れるようになっていきました。そのときにはAWSの資格を取得するほど使い込んでいて、AWSを使って仕事をするエンジニアの多くが参考にしているクラスメソッドの技術ブログ「Develpers.IO」も知っていました。

転職活動を進める中で内定も複数得られたのですが、クラスメソッドの会社説明会は遊び心であふれていたのが印象的でした。「あぁ、この人達、おもしろそうに話すなぁ……」と。イベントなどに登壇している方も、仕事のことをまるで趣味の話かのように楽しく話しており、とにかくウマが合う、という言葉がピッタリでした。

情報発信者がすぐ近くにいる職場で学んだ「ペイフォワード」

▲趣味はトレイルランニング おじいちゃんになる前に、100マイル(160キロ)レースを完走するのが夢です。

クラスメソッドの技術面接は厳しかった記憶がありますが、多くの人が自分の判断のために多大な時間を割いてくれていると分かりました。仮に落ちてもこれなら納得できる、というテストをしてくれたので嬉しかったです。そして、この面接で合格できたから、ポテンシャル的に自分はクラスメソッドでやっていけると認められたんだ、という自信にも繋がりました。

入社してしばらくはメンターが付いてくれるのですが、丁寧なのは最初だけ。すぐに「分からなかったら聞いてください」という雰囲気になりました。技術力がとにかく不足していましたので、前の会社の5倍、いや10倍は勉強に時間を費やしたと思います。それでも資料に何時間も当たるということではなく、分からないことは先輩にどんどん聞いて良い風潮であることが助かりました。

この環境下では前職で勉強するときに参考にしていたクラスメソッドのブログ記事の著者が、場合によっては隣の席で仕事をしています。聞いてみると、リアクションが早く、内容は濃く、親切心が高いという三拍子が揃っているんです。

自分がこういう経験をすると、後輩が質問してきたときには同じ事をしてあげよう!と思うようになります。ある人から受けた恩義は、また別の人へ新しい親切で繋いでいくことを「ペイフォワード」と言いますが、クラスメソッドの技術伝承はまさにペイフォワードの考え方。それが自分には本当に心地よい空間です。

その心地よさがあるのが「Developers.IO」なのだなと思っています。

技術的に優れたエンジニアが身の回りにいることで、自分もAWSに関する技術の中でも他に負けない領域を作ろうと勉強し、発信を続けました。

個人ブランドの確立。エンジニアの雰囲気を壊さずに企業価値の最大化へ

こういった環境の中で、私が専門領域に定めたのが「コンテナ」(仮想化技術の一つで、サーバーOSは共有し、アプリケーションの実行環境のみをパッケージ化したもの)です。アプリケーションに近いキャリアが前職であったことから取り組みやすく、コンテナをテーマに自社イベントで登壇したのが大きなきっかけとなりました。

当初は予定が無かったのですが「コンテナの事を話したいです」と部長に直訴したら、わずか3分で登壇が決まったことは今でも楽しい思い出として覚えています。そこで手を挙げたことで社内での自分のポジションは大きく変化しました。もちろんコンテナのブログ記事もたくさん書きましたね。

「コンテナの事なら濱田に聞け」

と社内で言われるようになったのも、手を挙げて登壇が決まった数分間が大切なきっかけでした。そこから登壇し、情報発信を続けていくことで個人のブランドを定めることができました。今は、同じ部署にもコンテナ好きの人がたくさんいて楽しい限りです。

2019年現在は、いわゆるマネージャーをやりながら、組織として、クラスメソッドとしての価値を最大化していくことに興味があります。

AWSにはパートナーを評価する制度があるのですが、クラスメソッドは2018年度日本1位となりました。しかし、世界一を目指すには攻める姿勢を失ってはいけないなと思っています。

今一緒に仕事をしているエンジニアは、みんなとてつもなく優秀です。こういう素晴らしいエンジニアのパフォーマンスをさらに上げられるようになったら世界一も夢ではないと思いますし、そんな仲間たちと世界一を目指すのは考えただけでもわくわくしますね。

また、世界一を目指す過程で、お客様だけでなく、すべての技術情報を求めている人に情報を提供していきたいです。エンジニアを目指す学生さんにも、世の中に新しいビジネスを生み出そうとしているスタートアップの経営者にも読んでもらいたいと考えています。クラスメソッドにはそれを支える文化が確実にありますし、その一員として働けることにやりがいも感じます。

様々なクライアントの方から選定の理由として「技術ブログの内容が良く企業として信頼できた」というお声をいただくクラスメソッド。ブログを読んで学生さんが優秀なエンジニアになり、素晴らしいスタートアップが世の中を良くしてくれることで、僕が多くの人に教えていただいたことのペイフォワードになりますし、それと合わせてクラスメソッドがより最強の会社になっていくと良いですね。

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