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事業成長に伴走するデザインを求めて。ヤフーからrootへ転職して考える“デザインの価値”

「恵まれた環境にいることで、自分を客観視できていなかった」

ヤフーからrootへと転職したデザイナーの手塚瑛は、前職での経験を振り返ります。大手事業会社から小規模なデザイン会社へ。真逆の環境を志向し、2018年7月にジョインした彼女は、rootに何を求めたのか。

彼女のキャリア観、今の環境で得られていることを聞きました。

「作って終わり」ではないデザインを志向し、事業会社へ

手塚がデザインと出会ったのは、大学時代でした。専攻は心理学でしたが、サークルでパンフレットや動画の制作を担当。時間を忘れて没頭していることに気づき、「もっとデザインを勉強したい」と、制作会社でアルバイトを始めました。彼女が「デザイナーになりたい」と考えるようになったのは、それからしばらく経ってから。就職活動がはじまる少し前の頃でした。

「志望先を考えるとき、"やりたいこと" を尋ねられても即答できるものが特になかったんです。でも、アルバイトの経験から、デザインならと思ったんです。」

手塚がデザイナーとして就職先を探すに当たって大切にしたのは、「作って終わり」ではないデザインに携われるということ。そう考えるようになったのは、アルバイト時代に感じたある経験がきっかけでした。

「アルバイト先で携わったプロジェクトが、発注元の都合で中止になって。せっかく、デザインしたものがお蔵入りになってしまったんです。『あんなに一生懸命デザインをしても、届けられないことがあるのか』と悔しくて。次に身を置くのであれば、自分自身の手で作ったものを直接ユーザーに届けられる環境がいいなと思ったんです」

作って終わりではなく、ユーザーに届けるところまで責任を持ちたいと思った彼女は事業会社を志望。数ある事業会社の中でも、ものづくりする上でのコミュニケーションを大切にできる会社を選びました。

「私は『上の人の言うことが絶対』という、縦社会的なコミュニケーションがあまり得意じゃなくて。だから、フラットに話ができる環境を探しました。ヤフーは選考で会う社員の方も話しやすかったですし、大企業でありながら堅苦しい雰囲気がなかったので、入社を決めました」

大企業だからこそできた経験と、客観的な視点

ヤフーに入社した手塚は、デザイナーとして主にメールサービスやエンタメサービスのUIデザインを担当。単にビジュアルを作るだけでなく、デザインディレクションや、ユーザーインタビューなど、デザイナーとして幅広い業務に携わります。

「入社前に希望していた通り、充実した経験を積める日々だった」と、手塚は当時の経験を振り返ります。充実した環境ではありましたが、彼女はある時社内でエンジニアから自分の”弱み”を指摘されます。

「指摘されたのは、プロジェクトの目的理解力や、デザインの意図を伝える力、実装コストへの理解力など、内容的には基本的なものばかりでした。ただ、私はひとつも言い返すことができなかったんです。それがすごく悔しかった。手広く業務をやりすぎていたことによって、デザインという専門を深掘りできれていなかった。ヤフーという優秀な人が多い恵まれた環境にいることで、自分のレベルを客観視できていないことに気付かされたんです」

ヤフーには彼女が深く説明せずとも伝えたいことを汲み取ってくれる優秀な人が多く、かつWebやデザインといった専門性のある言葉も問題なく理解してくれるリテラシーのある人ばかりが集まる、彼女がデザインしているのはそんな職場でした。

「自分は環境に甘んじている」と考えた手塚は、一度外に出て自分を客観視し、その上で必要なスキルを身につけようと考え、転職を決意します。

ユーザー視点の本質的なデザインへの想い

転職先を探すにあたり、手塚が定めた条件は「デザイン会社」「少人数」の2つ。

「デザイン会社であれば、多様な案件に携わり、スキルを磨けます。少人数であれば、自分が取り組まなければいけない仕事の幅は必然的に広がります。この2つの条件を満たしていれば、自分の経験の幅も、デザインだけでないスキルも伸びると考えました」

「デザイン会社」「少人数」という条件で会社を絞り込んでいく中でrootと出会います。面談で代表の西村と話すうちに、会社のミッションに惹かれたそうです。

「“デザインを通じて事業成長に貢献していく”というミッションにとても共感したんです。事業成長に貢献していくためには、継続的な支援が必要です。rootであれば、学生時代からの願いだった作って終わりではない業務に携われると感じました」

まずは「副業」からスタート

rootで働きたいと考えた彼女は西村に「まずは副業で働かせてもらえませんか?」と相談を持ちかけます。

「転職は初めてだったこともあり、転職してから『やっぱりイメージと違う』という事態は避けたかったんです。できるだけ、自分の求める環境か否かを見極めた上で飛び込みたい。正直、ダメ元の相談だったのですが、西村さんは即答で『いいですよ』と快諾してくれたんです」

ヤフーは副業可能だったこともあり、手塚は会社にも承諾を得た上で、週末や就業後の時間を使ってrootの仕事をスタート。「実際に働きはじめてみると、肩肘張らずに『とりあえずやってみよう』とさまざまな業務に取り組める環境だとわかりました」と、彼女は副業当時のことを振り返ります。

「チーフデザイナーと一緒にプロジェクトにも参画させてもらいました。これまでにない楽しさとやりがいがあり、副業をはじめて1ヶ月経たないうちに、『ここなら間違いない!』と入社を決めました」

事業に寄与できるデザインとはなにかを考える日々

手塚はrootに入社後、クライアントの新規サービスを立ち上げから関わり、UIデザインをはじめ、さまざまなロールを横断して担当しています。

「UIデザイン、サービス自体の企画やユーザーインタビューなど、さまざまな役割を担当させてもらっています。前職でも新規サービスの立ち上げに携わったことはありましたが、rootで担当することが多いクライアントのスタートアップではスピード感が全く異なります。素早い事業の立ち上げに伴走していくのは、これまでにないやりがいがありますね」

併走する私たちがスタートアップの圧倒的なスピードに負けないようにするためには、デザインを担当するメンバーそれぞれが、裁量を持ち素早く判断を繰り返していかなければいけません。

「前職では、一緒に仕事をする人がWebやデザインに対する知見を持っていることがほとんどでした。デザインを提案する際も、詳細に説明しなくても意図を汲み取ってもらえたし、修正指示も的確だったんです。今は人によって知識にばらつきがあり、同じようには仕事を進めることはできません。前職の私は、環境に甘えていたのだと改めて気づかされました。

当然のことですが、クライアントにとって、私は『デザインのプロフェッショナル』でなければいけません。デザインの意図を適切な方法や言葉で伝え、相手がどんなイメージを持っているのかを正しくヒアリングし、すり合わせなければいけない。様々な事業の立ち上げに伴走する中で、その力は日々鍛えられているなと思います」

事業の立ち上げにデザイナーとして伴走する彼女は、前職でToCサービスのデザインを手がけていたときと変わった点は他にもあります。

「rootでは、事業成長をはじめとするクライアントの実現したいことと、ユーザーに提供する価値の双方を意識しなければいけません。ユーザーにとってのメリットと企業にとってのメリットにズレがあってはいけない。両方にとってのメリットをデザインで実現しなくてはいけません。デザインの価値とは何か、rootに入ってよく考えるようになりましたね」

もちろん、自分を客観的に見つめ直し、不足する経験を考え、そこへあえて挑むのは容易ではありません。ですが、デザイナーとして成長していく上では、どこかで向き合う必要があります。その環境として手塚はrootを選び、スキル面はもちろん、思考面でも日々成長を見せています。

rootにとっても、彼女が経験してきた大規模サービスを伸ばすデザインノウハウやナレッジは、貴重な資産のひとつです。それぞれのバックグラウンドを活かし、多様な領域の事業成長に貢献するrootにとっては、メンバーが持つユニークな経験値は欠かせません。

手塚がこれまで積み重ねてきたキャリアと、rootで培った経験が、まだ見ぬ新たな事業貢献の種になるはずです。

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