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新人賞、MVP賞、ベストマネジメント賞の3冠王が、大切にしている仕事の原理原則

2018年、全社表彰でベストマネジメント賞を受賞した黒沢槙平(2010年新卒)は、あわや採用見送りという局面から入社に至ったエピソードの持ち主。その経験から自身に補欠のレッテルを貼り、人一倍の努力をしてきたと話す黒沢が、メンバーからマネージャー、部長へと成長する中で大切にしてきた想いを語ります。

次のマネージャーは、誰がやる? 自分がやる! そう決意させた2つの想い

入社後は、オプトがトレーディング領域と呼ぶ部門にリスティング広告の運用オペレーターとして配属された黒沢。データ抽出や出稿管理が主たる業務でしたが、入社2年目の夏に自ら希望を出し、運用コンサルタントに転向します。

黒沢 「リスティング広告の仕組みを知るうえで、オペレーターの経験はとても勉強になりました。
ただ、内勤業務だったこともあり、バリバリ働いている実感はいまひとつ ……ライブ感のあるクライアントワークで自分の力を試してみたいと考えていました。
異動直後は、まだ慣れていない分、苦労もしましたが、それも含めて楽しかったです。1年が経つ頃には、ある種の手応えを自分でも感じていました」
顧客と直接対峙できる仕事はおもしろい、やりがいがある。そんな気持ちを原動力にして、のめり込むようにして働いていた黒沢に、転機が訪れます。

黒沢 「入社 3年目に入り、今後のキャリアを漠然ながらも考える時期に差しかかりました。具体的には、マネージャーを目指すのか、プレイヤーの道を究めるのかに大きく分かれるのですが、マネジメントにはさほど興味はなくって。
ただ、当時の部門長が異動したり、上司や先輩が転職したりと組織の雰囲気が変わったタイミングと重なり、若手をまとめていく立場を誰かが担わなければならないと考えていました」
周りを見渡せば、年齢も社歴も自分より若い社員ばかり。年長者の自分にできることはないのか、育ててくれた組織に恩返しするタイミングではないのか。

自問自答を繰り返すうちに、自分がマネージャーになるべきではないかという使命感を抱くようになりました。

そんなとき、マネージャーになろうという想いをさらに後押ししたのは、もっと自分らしく仕事をするには影響力が必要と考えるようになったことがきっかけでした。

黒沢 「たとえば、広告運用の成果を上げるためのアイデアを持っていても、ひとりのプレイヤーが言ったところで影響力は知れています。スケールの大きい仕事をしたいのなら、波及力を持たなければならず、役職に就くのはそのための手段になると考えるようになりました」

        2014年上期にはMVP賞を受賞し、自身の名前が会議室のプレート名に。

マネージャー時代の失敗、部長になってからの苦悩。すべてが成長の糧だった

その後、立候補を経て、メンバー5人をまとめるチームマネージャーに昇進を果たした黒沢。仕事に対する成果と熱意は自他ともに認めるほどでしたが、当初マネジメントにはとても苦労したと振り返ります。

黒沢 「とあるメンバーに中途入社の社員の OJTを任せたことがありました。ロジカルに仕事ができるメンバーだったので安心しきっていたのですが、理論に偏りすぎてしまったのか、教えを受ける社員はメンタル不調を起こしてしまったのです。
このときに学んだのは、“正しいだけでは人は動かない ”ということ。
フォローしたり、励ましたり、習得した部分を認めたり、僕にできることはいくらでもあったのに、そこへの配慮が足らなかったことを悔やみ、今も教訓にしています。
その後、共感力や人の良いところを見つける視点を養うことは、意識して磨いてきました」
苦い経験から目をそらさず、成長の糧にしてきた黒沢。培ってきた仕事の能力に、他者を理解しようとする想いが加わり、チーム運営も軌道に乗ります。

そして、2016年。大規模な組織変更を機に、黒沢はいよいよ部長に昇進。任命理由を、当時の上司は以下のように記しています。

――トレーディング領域のトップコンサルとして、経験・スキルは十分。加えてマネジメントにチャレンジしようとする強い意志を信頼し、新たに部長職に任命した。クオリティを追求する姿勢は忘れず、オプトのトレーディングコンサルのステージをひとつあげるくらいの気持ちで励んでほしい

そんな上司のはなむけの言葉に浸る余裕もなく、黒沢にはさらなる試練が訪れます。

黒沢 「部長になると、高度な意思決定が必要になる場面が格段に増えました。たとえば、短期目標と中長期目標、メンバーのキャリアと組織の成績、A部門と B部門の要望――のように、相反することにどう対処していくのかといった苦悩は絶えませんでした。
それを誰にも相談できず、孤独だと感じたこともありました」
暗闇で見えない敵と立ち向かうかのような、たったひとりの闘い。自分なりの勘どころをつくる作業は、オプトで歩んできた自分の歴史をひも解くことでもあったと話します。

黒沢 「一番に意識したのは、過去にマネジメントを受けた上司や当時の役員からの教えを生かすこと。記憶にある言動のみならず、過去にもらった資料やメールを含めたすべてを見直しました。
これらを実践して、ときに役員に相談したりもしながら、妥当解を探したところはあります。
それを繰り返すうちに、自分の考えと役員のフィードバックが一致する瞬間があるんです。すると、『このやり方は間違っていないんだ』と思えるようになる。そうやってひとつずつ確認していった感覚はありますね」

                トレーディング領域での部会の様子

マネジメントスタイルを変えたら、組織が自走式に変わった

周りを引きつけるカリスマ性のある人、トップダウンでけん引する人、自由意思を尊重する人。人の数だけあるマネジメントのスタイル。

黒沢に当てはめるとしたら、どんな枕詞がしっくりくるのでしょう。

黒沢 「僕は、職人気質なタイプだと思います。自分の姿勢を分かってもらえるまで、ひとりで粛々とやり続けるというか。
ただ、ひとりで頑張ったところで 20人近いメンバーを同じ方向に向けることは、とても難しい。
ですので、どうやったら組織や人が動くのか、その仕組みを常に考えています。そのひとつが仕事を任せること。
それまでは自分で仕事を抱え込んでしまうし、管理も細かく行なうほうでしたが、マイクロマネジメントをやめたことで気持ちと時間の余裕ができ、結果として自分のパフォーマンスが上がり、メンバーの積極性も上がりました。
加えて、自分が正しいと思うやり方にもこだわらなくなりました。
広告運用などは、正攻法なるものがある程度確立されてはいますが、考え方がひとつに限定されないものは、本人がどのくらいの熱量を持ってやり遂げようとしているのかを見るようにしています。
反対意見があったとしても、本人が高いマインドを持っているのなら、その意思を尊重して実践を促す方が、結果として組織のパフォーマンスも上がるんですよね。
このやり方は、正解だったと思っています」

メンバーの自主性を認め、オリジナリティを引き出し、多様性を良しとしながら、切磋琢磨しあえる部署。強い統率力のもとに集結するのではなく、メンバーそれぞれが自走できる部署。

そんな組織づくりを意識していると話す、黒沢。やがて、そのマネジメントは、2018年上期全社表彰にて「ベストマネジメント賞」を受賞するほど確かなものに進化を遂げていました。

            2018年上期全社表彰にてベストマネジメント賞を受賞

マネジメント職を目指すことの意味とは

2018年現在、自部門のメンバーのみならず、関わるすべての社員から絶大な信頼を得ている黒沢。この10月からは新たな挑戦をスタートしています。

黒沢 「トレーディング領域に新設された、人材開発支援室に着任しました。
ここは、広告運用に関わる人材の育成を専任で行なう部門です。現在、領域の急成長に伴う積極的な人員投下を進めていますが、一方で業務に追われるがゆえに教育が手薄になり、領域全体の負荷が高まるという見方もされています。
そこで、教育に特化した部署の立ち上げを経営陣に自ら進言し、実現にこぎつけました」
会社に必要だと思われるリソースを考え、そこを埋めるために自分が取るべきアクションは何か。そんな黒沢の“自走精神”が実現したひとつのカタチ。

その道筋には、黒沢自身の新たな局面を切り開くであろう、ゴールが設定されていました。

黒沢 「明確なビジョンはこれから描くところですが、ここを起点にして、ゆくゆくは HR領域、さらには組織開発を手がけてみたいと思っています。
根底にはトレーディングに携わる人たちがもっと活躍できる組織をつくりたい。そこを HRの観点から支えたい想いがあります。
これは、全社的な HRプロジェクトに参加する中で芽生えた想い。今までの経験にインプットした知識と情報を掛け合わせ、さらに大きなことをやり遂げたい気持ちが湧いています」
新たなフィールドで、自分を試したいと話す黒沢。同時に次の役職も目指すのかと思えば、そこには野望めいたものはなく、黒沢らしい冷静で謙虚な視点がありました。

黒沢 「役職は自分の課題や使命を考えて行動した結果として伴ってくるものと捉えた方が僕はしっくりとくるので、そこは気負わずにいたいですね。
でも、マネージャーの次は部長、部長の次は役員、そして経営者を目指したいと、自分の決意をコンスタントに発信し続けてはいるので、役員から『次は役員になるんだよね』って、ことあるごとに声を掛けられるんですよ(笑)。
だけど、そう言われるだけで、仕事のモチベーションはぐっと上がる。“有言実行 ”の持つ力はすごいですよ」
役職を持つことで見える景色は、黒沢の目にどんなふうに映っているのでしょう。

黒沢 「一番は、仕事をよりおもしろくする視点を養えると思っています。
情報量が増えるので、チームだけじゃなく部門、部門だけじゃなく領域、そして全社といった考えのもと、物事を判断する力を付けられることは、オプトの未来の創造につながるので大きなやりがいがあります。
役職が付くことをプレッシャーと捉える社員もいるでしょうが、やる前から気負う必要なんてない。『やってみたい』という気持ちが少しでもあるのなら、その自分のチャレンジ精神をぜひ大切にしてほしいですね」
人の数だけあるマネジメントのスタイル。だから、誰かを目指すこと、型にはめることは、求められていません。

自分の強さを磨き、弱さは克服し、自分の可能性を伸ばし続けた黒沢のように、オプトには真摯に励む社員を受け入れ、伸ばす社風が根付いています。

黒沢槙平(Shinpei Kurosawa)
2010年4月オプト新卒入社。リスティング広告のオペレーターを経て、リスティングを含む運用型広告のコンサルタントとして人材業界を担当。同領域において2014年にチームマネージャーに、2016年に部長に昇格。現在は、広告運用にかかわる人材の育成を専任で行なう部門にて室長を務める。
2010年下期全社表彰新人賞。2014年上期全社表彰MVP。2018年上期全社表彰ベストマネジメント賞。

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