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「技術で問題を解決する」one visa の開発思想を全公開!

one visa の開発チームは、開発思想を明文化してチーム全員で共有しています。

開発思想とは、プロダクト開発を進める上で選択肢が2つ以上並んでいて、どちらも同じくらい正しそうに見えて判断に迷った時、 ”one visa としては”この選択をとる、という指針となるものです。

また one visa は現在組織の拡大期にあり、今後も随時仲間が増えていきますが、チーム拡大に伴う採用プロセスの中で one visa が大切にしている価値観を候補者の方に知ってもらうことを私たちは重視しています。

会社の価値観を深く知ることで、自分には合わないと思う人も出てきます。しかし、その結果として採用のミスマッチが少なくなると考えています。

DeNAファウンダーの南場さんが、新卒採用のサイトで公開している「DeNAはあなたにとって良い職場ではないかもしれません」というファウンダーメッセージがあります。

one visa も、すべての人にとっていい職場ではありません。一方で、 one visa のビジョン、価値観に熱狂できる人にとっては最高の職場だと自負しています。

だからこそ、私たちが大切にしている価値観をすべて公開し、こんな職場で働きたいという方と巡り会えるように、本記事では社内で共有されている開発思想のドキュメントを全公開します。

技術は問題解決の手段である


解説

one visa の開発チームは技術を使うことは目的ではなく問題解決の手段であるという視点に立っており、問題解決の為に積極的に技術を使います。

より多くの問題が迅速・円滑に解決されるために、エンジニアが「できない」と言わない文化を大切にし、プロダクト開発に限らず、ビジネスサイドの日々のオペレーションを効率化するなど、問題を解決することには積極的に関わっていくというスタンスをとっています。

非常に重要な考えなので、少し具体例を交えて説明します。

「技術という引き出し」を持たない 非エンジニアにとって、一見不可避に見える非効率な業務は数多く存在します。毎月発生する定型業務はその典型で、例えば経理担当が毎月月初○営業日に立替経費の締めをアナウンスする、定例MTGのアジェンダをミーティングオーナーがアナウンスするなど、些末なものを挙げ始めればキリがありません。

こうした「同じ動作を2回以上繰り返す類の業務」は、ほぼ例外なく自動化が可能です。

通常、こうした些末なタスクの自動化には高い技術力を要しません。 エンジニアであれば数分でbotを作って終了だったりします。しかし、「技術という引き出し」を持たないメンバーは、そのタスクに毎月時間をかけて文章を用意したり、忘れないようにカレンダーにリマインダーを入れていたりします。

one visa のエンジニアは「自分たちが中に入った方が早い/上手くできる」と判断した場合には、ビジネスサイドに対しても積極的に問題提起し、技術で問題を解決しています。

むしろ「技術でいかにオペレーションをハックできるか」という価値観を大切にしたいと考えています。そうすることで、組織全体の生産性が高まることを知っているからです。

プロダクト開発に関しても同様に問題解決の視点が最優先されます。

事業課題があって、その課題はGoogleフォームとスプレッドシートを使って解決することがリソースやスピード等の理由で最善であれば、それがいいと考えます。あくまで、技術を使うことは目的ではなく、手段です。技術ありきで物事を考えることはしません。

その一方で、ハイレベルな技術を使わないと解決できない問題に直面した時には、その技術的な要望に答えることができるように最新技術に触れ、技術研鑽に努めるのが義務と考えています。

エンジニアが持つ技術の引き出しが少ないが故に、事業アイディアを閉じてしまったり、可能性を広げることができないことは、エンジニアの役目を果たせないのと同義だと one visa の開発チームは考えているからです。

この一貫した「問題解決のための技術」という考えが one visa の開発チームが最も重視する前提であり、これを踏まえた上で以下のようなことを意識しています。

技術的興味のベクトルと事業成長のベクトルが揃うことが理想の境地


解説

one visa は開発チームに限らず、メンバーがやりたいことと業務内容のベクトルができるだけ同じ方向を向くように意識しています。

皆さん経験があると思いますが、やはり得意なことは上手く、早くできます。また、好きな仕事をするのは純粋に楽しいです。これは全職種で共通だと信じていますが、特にエンジニアはその傾向が顕著だと感じます。

極論を言えば「好きな仕事ができること」は、ある種最高の福利厚生です。

もちろん、前提にあるのは、問題を解決すること、成果を出すことなので、楽しく好きなことをやればいいというわけではありませんが、チーム内での分担やアサインされるプロジェクトを決める際には、極力本人の技術的な嗜好が考慮されます。

また、なにか新しい技術が登場してきた際には、影響の範囲は当然考慮に入れつつ「使ってみようぜ」というスタンスで積極的な技術選定を行っています。

例えば、Netlifyという技術が流行り始めた際、エンジニアの一人が「Netlify使ってみたいんだよね」とつぶやいたことがきっかけで、現在 one visa ではNetlifyを本番環境で運用しています。

one visa が最も理想としている境地は、 技術的にやりたいことがあり、その技術的チャレンジが one visa が取り組む社会課題の解決に繋がるという状態です。簡単なことではありませんが、少なくとも one visa はそうなれるよう努めています。

意欲ある人が最大限の成果を求めたときに、最も働きやすい職場を目指す


解説

one visa は、コアタイムなしのフルフレックス制やリモートワークなど、働きやすい環境を意識して制度設計をしています。

ただ、 one visa が定義する働きやすさとは「楽ができること」や「誰にとってもいい職場」とは対極にあり、あくまで「意欲ある人が最大限の成果を求めたときに、最も働きやすい職場」を目指しています。繰り返しになりますが、 one visa は成果に対して評価をする組織です。

なので、 one visa が採用している制度は背景にパフォーマンスを高めるための意味があります。

例えばフルフレックス制を採用している背景として、人にはクロノタイプがあり、朝型の人もいれば夜型の人もいるなかで、全員一律に朝10時から8時間拘束して”働いたことにしてしまう”ことを避ける意味合いがあります。

特にデザイナーやエンジニアのように創造性が高く、クリエイティブな才能を持つ人は、夜型のクロノタイプを持つ人が多いと言われています。彼らに無理やり朝早くから仕事をはじめさせることで、最も集中できる時間帯に仕事をすることができなくなります(夜型の人は夕方以降に集中力が高まります)。これは合理的ではありません。

また、家族との関係を良好に保てる(フレックス制だと子供の送り迎えができる)ことで、仕事に集中できる、なども生産性に繋がるケースでしょう。

(一方で、チームとしてプロジェクトを進める上での妥協点も当然存在するので、明確に運用ルールも定めています。詳しくはこちらの記事を御覧ください)

one visa は時間で縛らず、成果で貢献を測ることで、成果を求める上では最高に働きやすい環境づくりを目指しています。

生産性を高めるために頭を使う。根性でごまかさない


解説

先に述べてきたように、 one visa の開発チームは生産性を高めることに非常に強いこだわりを持っています。なので当然ですが、根性論はタブーで、頭を使います。

極端な話ですが、スプリント計画の振り返りの場で進捗が目標対比未達だった際に、改善アクションとして「次のスプリントは頑張る」は禁句です。「頑張れなかったから未達だった」という反省は、頭を使えていない証拠です。

当然ですが、頑張ること、最大限のパフォーマンスで開発に取り組むよう努力することは前提中の前提です。

パフォーマンスをどう上げるかは全員で全力で考え、自分たちがどれだけの開発量をこなせているのかはしっかりと測って、改善点を明確にするなど、成果に対してはシビアにやっていこうという思想を持ったチームです。

文句言うだけでなく改善までつなげてこそプロ

解説

one visa の開発チームに「文句だけで終わる人」はいません。文句があること自体は課題を発見しているということなので問題なく、ちゃんと改善まで持っていくことを求めています。

「ドキュメントがしっかりしてないんで開発できません」ではなく「ドキュメントがしっかりしてないので、精査して見やすくしますね」が当たり前のスタンスとして求められます。

スタートアップは整備されていないことだらけです。整っていないことに対して文句を言うだけでは不平、不満が溜まる一方です。改善につなげ、チームのために貢献することが強く求められる環境です。

自分の成果物には「120%の自信とプライドを」

解説

one visa では、その時の自分に出せる最高のアウトプットを出すという姿勢が求められます。「こんなもんでいいや」は禁物です。

スタートアップの開発の現場では、時間的な制約があったり、開発に入れる人数が限られていたり、日々色々な制限の中で開発をすることが求められますが、そのような制限の中でも自分の出すアウトプットには「現時点で最高」を出し続けるべきという考えです。

個人の能力も大事だが、チームでより大きな成果を出すことを重視

解説

one visa の開発陣には経験豊富なメンバーが多いですが、それでも日々の開発の現場では未知の課題にぶつかって解決して、を毎日繰り返しています。課題を解決する度にチームとして成長し、過去の自分たちよりも、いいものを作れるようになっていくべきであるという考えを持っています。

one visa はこれを「チームとしての成熟度を高める」と表現しています。個人でできることには限界がありますが、チームで共創することでより大きな成果を出すことができると信じています。

チームの成熟度を高めるために意識していることは以下の4つです。

1.共通語を作ることでコミュニケーションコストを下げる

解説

共通語を作ることで、チーム間のコミュニケーションコストを下げることを目的としています。

例えばプロダクト開発において、one visa は頑張ってコードを書くことでなんとか形にするよりも、設計には時間をかけてこだわることで、レビューの段階では何も上がってこないのを理想としているのですが、この価値観を「実装は頑張らない。設計を頑張る」と表現しています。

このスローガンがあることで、チームが大事にしている価値観がサクッと伝わります。

また、「集中と分散」は造語ですが、掛け声的に使われています。

集中というのは全員で顔を合わせて難しい課題に関してディスカッションしたり、創造力を働かせたりする時間のことを指し、分散というのは全員が各々の時間を家なり職場なりで持ち、作業に没頭することを指します。

このメリハリがはっきりしているほどよいと考えているので、意識しやすくするために「今は集中の時間です」「それでは分散して頑張りましょう」という感じで使われています。

このように、共通語を作ることでチームとしての共通認識を持ちやすくなるため、意識的に共通語を作るようにしています。

2.心の引っ掛かりはすぐに発信し、解消する

解説

one visa は「心の国境をなくす」というバリューを掲げていることもあり、正面衝突を恐れずにガンガン意見を言う風土があるのですが、なんとなく違和感を感じたら、すぐに手を挙げてどんどん自分たちの環境を改善していきます。

現在はデイリーでの共有会と、2週間に1回の振り返りの際に、YWT(やった・わかった・つぎやること)の形式で全員がやったことを洗い出してもれなく振り返りをしています。

3.自分ゴト化し、事業に熱狂する

解説

ここで指す手触り感とは、神輿を担ぎ上げる感覚です。より具体的に言うと、自分が手を離したら神輿が落ちる、自分が担ぎ上げているという感覚を持って仕事をするということです。

お祭りで神輿を担ぎ上げられるのは、楽しいからです。祭りに熱狂し、自分の意志で神輿を担ぐと決めないとわざわざあんなに重たいものを担ごうとは思いません。

そういう意味で、組織や組織のミッションに信念、プライドを持つ事ができるかどうかで、事業という神輿を本気で担げるかどうかが変わると思います。

正直、 one visa のようなスタートアップで働くのは楽ではありません。しかし、ビジョンに熱狂し、課題を自分ゴト化していることで生まれるワクワク感、もっとこうしたらいいのではないか、という気持ちを持てていれば、これほど楽しい環境はありません。

開発チームだけで、弊社のプロダクトと密に関わりがある入国管理局に見学へ行ってみたりもしましたが、

「この長蛇の列を one visa を使えば全部解決できるんじゃないか」というようなワクワク感を大切にしたいと思っています。

4.メンバーへの尊敬、信頼を前提に謙虚にコミュニケーションする

解説

HRTは、Humble(謙遜)・Respect(尊敬)・Trust(信頼)の頭文字をとった言葉です。

例えば、エンジニア同士でコードレビューをするときに、相手のことを見下す、否定するようなコミュニケーションはNGです。

one visa の開発チームは、前提として成果にプライドを持って仕事をしています。従って、どんなコードでもその人の120%の力を出した仕事の成果であることが前提としてあります。

たとえ一見不合理に見えるコードでも、実は背景には数多の試行錯誤があり、苦渋の策としてそのアウトプットになっているケースはよくあります。そんな時に「そんな実装の仕方したら処理速度遅くなるだけじゃん」と頭ごなしにコメントをしてしまうのは、相手を尊敬できていないし信頼できていません。

また、開発の場合はその一見不合理なコードを書いた本人にしか見えていない危険性が存在しているケースもあり、頭ごなしに否定することでその危険性を見ずに終わってしまうことにも繋がります。

これを避けるために相手を尊敬、信頼して、共感を示しながら話を聞き、提案をしていくというスタンスです。同時に、勇気を持って自分の考えを話すことを「ロジカルよりもアサーティブ」と表現しています。

one visa は能力的なプロフェッショナルさよりマインドセット、スタンスを重視

解説

神輿の考え方に近いものがありますが、 one visa が目指すビジョンに熱狂して取り組めることが、技術的なプロフェッショナルさよりも重要だと考えています。

賛否分かれるかも知れませんが、 one visa が一緒に働きたいと思うエンジニアは現時点での能力以上に、「自分が持っている力を120%発揮して、なんとかして開発チームに貢献したいと考える人」です。

当然、技術力が高い人が120%貢献したいと思っていただけるのは最高です。ただ、現時点での能力よりも自分自身の能力に対するマインドや、 one visa が取り組む課題に対するスタンスの方をより重視しています。

開発思想を単なる標語で終わらせないために

いかがだったでしょうか?

one visa は現在9名、開発チームは5名の少数組織です。現段階では、全員が会社のビジョンに熱狂し、開発思想を体現しています。

これから先、会社が大きくなっても、開発スピードを落とすことなく、むしろ早くしていくためには、いま組織の血肉となっているこの思想に共感できるひとを仲間にし、日々の業務の中で泥臭く文化の浸透を図っていくことが不可欠です。繰り返しになりますが、そのためにこの記事を公開することを決めました。

one visa は誰にとっても素晴らしい会社ではありませんが、ビジョン・価値観に熱狂できる人にとっては最高の職場です。

本記事を読んで興味を持たれた方は、是非お気軽にご連絡ください!

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