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薬剤師からデータサイエンティスト、そしてスカイディスクへ...異色なキャリアの裏にある"思想"とは。

▼梶原 康範

AIコンサルタント
大分県出身。東北大学工学部中退後、25歳で九州大学薬学部に入り直し、薬剤師として薬局に勤務。2年ほど勤務した後にイオンリテールへ転職し、ヘルス&ビューティー部門に配属される。そこでイオングループの選抜社員が通うビジネススクール・経営管理コースを修了。店舗の業績やリスクを予測する研究結果を発表し、成績優秀者に選ばれるとともにデータ解析に興味を持つ。その後、データサイエンティストのプロフェッショナルが集う企業へ転職。マーケティング領域の案件で実績を積み、スカイディスクに入社。

▼梶原さんは大学を2回入学されているんですね!

東北大の工学部にいた時は、いわゆる怠惰な学生生活を送ってしまっていたんです。

就職を前に "自分の武器を作らなきゃな" と思っていた時に、知り合いの薬剤師の方に影響を受けて薬剤師に興味を持ちました。

それから思い切って大学を辞め、地元が大分だったので、同じ九州で、かつ生活もしやすい九大薬学部に入り直しました。

△東北大学時代の1枚。

▼思い切りましたね!「武器を身につけた先の姿」を描けていた後なので、今度こそは怠惰な生活からは脱せた…?

はい、打って変わって、夜12時まで普通にほとんどのメンバーがいるようなストイックな研究室に入っていました。有機化学の古賀先生という先生の研究室だったのですが、「ここが一番成長できそう」という基準で選びました。

厳しさのせいか学生には人気のない研究室だったので、他の研究室より人数は少なかったですが、研究の合間にテニスを楽しんだりして仲は良かったです。

△東北大学時代とは少し味わいの違う、九州大学時代の1枚。

▼ハードさが伝わってきます。卒業後は、福岡の小倉の薬局で働かれていたんですよね?

2年ほど働きました。個別の薬の使い方からはじまり処方意図の解析や患者さまとの接し方など幅広く学ばせて頂きました。

その後医療従事者というよりはもう少しビジネスよりのこともしたいと思い、イオンリテールに薬剤師職として転職しました。

▼イオンのヘルス&ビューティー部門で5年半ほど働かれていますが、いかがでしたか。

すごく居心地がよかったです。環境が合っていたのかどんどん出世もできて、年収も毎年順調にアップしました。

1年に1回、筆記試験と面接の登用試験があるのですが、面接は得意だったので管理職にも1年半ほどでなれました。

▼インタビューをしていても、受け答えが上手で、面接が得意だろうなあ…と伝わってきます(笑)

ありがとうございます(笑)。

ただ、管理職になって部下とのコミュニケーションでは苦労したこともありました。

組織をまとめたり、人を育てる大変さを知ったのがこの時期です。

人間なので、文句が多いよりは前向きで意欲がある人と一緒に働く方が楽しいと感じてしまいます。そうじゃない人に対して、どうすれば力を発揮してもらえるのかに頭を悩ませてました。

▼そんな状況も乗り越えられて、ここでは大きなチャレンジをしたとか。

はい。イオングループの全社員の中から、推薦され面接で通った人だけが通えるイオンビジネススクールというビジネススクールに通いました。2014年4月〜2015年2月にかけてで、ちょうど34歳のときでした。

▼さすが面接では敵なしですね(笑)。ビジネススクールでは何を学ばれたのでしょうか。

経営管理コースで財務分析や将来予測による投資判断ついて学んでいました。

特に出店に際して、出店候補地域の人口動態や経済データなどを組み合わせて将来キャッシュフローを統計的な手法で予測するというテーマに力を入れて取り組んでいました。

実は、その頃財務部に行きたいと思っていたんです。

▼薬剤師から財務とは大胆なキャリアチェンジですが、どんな理由だったのでしょうか。

財務がやりたかったわけではなく、財務分野での分析が楽しかったことが理由です。データを使って不確実な未来を予測するといったことにとてもわくわくしていました。薬剤師ということ以外に"自分の新しい武器が欲しい"と思っていた時期でもあり、また普段の業務で売上データや処方データを多変量解析の手法で分析して活用し始めたのもこの頃からでした。

会社に頼らず自分のスキルで生きていきたいという思いと、自分がより楽しいと思えるフィールドで仕事がしたいという思いが合わさった結果でしょうか。

▼なるほど。身に付けたいと思ったスキルが社内のビジネススクールで学べる…最高の環境ですね。

はい、仕事をしながら約1年間、毎月1回、2泊3日で幕張本社近くのホテルで過ごすのですが、300人ほどの受講生の中には、自分のような薬剤師もいれば、店舗で魚切ってますという人がいたり、グループ企業ならではの参加者の多様性も面白かったです。

また、実際に勉強してみて、財務の世界も面白いと思いました。

その時に初めて「貨幣の時間価値」という言葉を知りました。今の1万円と将来の1万円は等価ではないという考え方を学び、金利はどのように設定されているのかなど、何気なく触れていた世の中のお金の動きの原則を紐解いていくのがとても楽しかったです。

卒業研究では、新規の出店に際して重要になる将来キャッシュフローの予測をモンテカルロシミュレーションで行い現在価値を算出、投資の可否を判断するというテーマに取り組み、最終講義で役員の前で発表しました。

結果、300人を超える受講生の中で10人ほどが選ばれる成績優秀者にも選ばれ、副賞として香港旅行にも行きました。とてもいい思い出です。

△優秀者が参加した香港旅行での1枚

▼なんていい会社なのでしょうか…!よく退職を決意されましたね。

イオンのビジネススクールは、提案した内容をビジネスで使うことを前提としているので、成績優秀で卒業した場合は提案した先の部署に異動するんですが、薬剤師は人手不足だったこともあり、希望の異動ができず1年くらい経ってしまったんです。

データ分析を仕事にしたいということは、ビジネススクールに通っていた時から思っており、会社に残って異動を待つか、外に飛び出るか迷っていたのですが、新しいチャレンジをするには年齢的にぎりぎりだろうという判断もあり、いよいよ2016年、36歳の時に転職することを決意しました。

▼なぜその会社を選ばれたのでしょうか。

転職先はデータサイエンティストのプロフェッショナルが集う会社でした。

また、その会社のサービス提供領域が、医療、金融、マーケティングの3分野と幅広かったことも理由です。様々な領域のデータを扱えるという経験は、普通の事業会社ではなかなかできないため、自身の成長という点からとても魅力的でした。

▼転職先はどうでしたか?

最初に配属されたのはマーケティングの部署でした。

プロジェクトはとても規模が大きくパートナー企業の方も含めると40人以上が在籍していました。業務内容は大手通信会社様で、経営陣へ報告するためのレポート作成や機械学習・統計的な手法を使用した分析を行っていました。炎上案件では土日も出勤して終電まで分析作業を進め、なんとか納期に間に合わせたということも何度かありました。体力的にはきつかったですが、一緒に分析を進めていたメンバーとの絆はずいぶん深まりました。

また、パートナー企業の方はITの専門家ではあっても分析の専門家ではないので、そういった方々を対象として分析の勉強会を開催もしていました。

仕事自体はとてもやりがいはあったのですが、AIという領域でより経験を積んでいきたいという思いからスカイディスクに入社する決意をしました。

▼今スカイディスクは製造業中心の分析を行っていますが、製造業と一言にいっても課題は様々ですし、本当にあらゆる解析手法が必要とされますよね。

面接で現在の案件について聞いた時に、純粋に「AIのエンジニアとして色々な経験ができそう!」と思ったことが、スカイディスク入社のきっかけです。

現在はとあるメーカー様から25年間壊れなかった設備機器が、ここ数ヶ月で2回壊れたので故障予知ができるようにしたい、というご要望をいただき、AIによる異常検知モデルの作成を行っています。異常データがない状態でどうモデル化するかという案件は、私にとっては新しい経験で、ワクワクしながら取り組んでいます。

また、別の一部上場企業のメーカー様には、AIでの解析結果を役員の前でプレゼンさせていただく機会も頂戴しました。
その分野には何の知見もない私が、製造現場のプロの方が漠然と感じていた仮説を裏付けるような結果をAIで作り出すことができ、自信を深めることもできました。

▼これからスカイディスクでやってみたいことを教えてください。

クライアントの実務で使われるAIを幅広く作って行きたいです。

また、画像認識等これまで自分が経験したことのない分野にどんどんチャレンジしてAIエンジニアとしての技術の幅を広げていきたいです。

スカイディスクのAI事業を取りまとめている伊藤さんは、AIの技術力ももちろん高いと思いますが、それだけでなく、AIをどうお客様の実務に反映させるか、というところまで絵を描いて実際に落とし込んでいける方でもあり、刺激を与えてくれる存在です。

また、教えることは得意な方なので、新しく入って来たエンジニアへの教育にも携わってみたいです。

自分の強みのひとつは、難しいことを噛み砕いて自分の中に取り込んだ上で、わかりやすく説明できる点だと思っています。

逆に、ものすごく難しいことは自分にはできないので、そこで勝負をせずに差別化して行きたいです。

東京でも来年、サムさんに次ぐ外国籍のAIエンジニアが入社して来てくれたり、インターン生も入って来てくれるので、楽しみです。

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