This page is intended for users in Germany. Go to the page for users in United States.

経理の人が海外のクラウドサービスについて語ってみた。

こんにちは!ウォンテッドリーで経理をしている仁位(にい)です。
監査法人と事業会社の経理を経て、半年前にウォンテッドリーにジョインしました。
今は経理業務をやりつつ海外拠点管理の整備等をやっています。

以前CFOの吉田の記事でウォンテッドリーの経営管理のシステム&フローを図解しました。


そこで海外での管理ツールとしてQuickbooksExpensifyを使用していると紹介したのですが、海外のツール事情ってあまり情報がない気がします。

「なければ書いてみよう!」ということで、今回は多少マニアックになることは自覚しつつ弊社で使用している海外のツールについて紹介してみたいと思います!

なぜ海外のツールを使うのか

そもそもなぜ海外のツールを使うのかという点ですが、これは通貨に関する問題が一番大きいです。

国内でもクラウド型の会計ソフトや経費精算ツールはありますが、日本円にしか対応しておらず外貨は未対応というケースが多く。。
そのため海外拠点を管理する場合は、スプレッドシートやエクセルで頑張るかツールを導入するかの2択になるのが現状です。

ツール導入にかかるコストとそれにより削減できる手間やミスを天秤にかけながら、ウォンテッドリーでは最適なツールを選択するようにしています!

ツールの選定基準

ツールの導入を検討する際にはまず「ゴールから考える」という点を大事にしています。

経理の場合だとゴールは「会計ソフトに記帳する」ことなので、まずは会計ソフトを選定した上で他のツールをどう組み合わせるかを考えていきます。

いくら上流で便利なツールを導入しても、下流までうまくつながらず手作業が生じてしまうともったいないですよね。海外の場合に限らず、会計に関係するツールの導入を検討する際は「会計ソフトにどうつながるか」の観点で必ず考えるよう気をつけています。

またウォンテッドリーのように複数の海外拠点がある場合だと、複数の国に対応しているという点も重要です。各国ごとに様々なツールを使用して管理するという手間は避けたいので、基本的には複数の国や通貨に対応できるものを導入するようにしています。

Quickbooks

ということで、まずはいちばん大事な会計ソフトから。
海外拠点の会計ソフトはQuickbooksを使用しています。

Quickbooksを選んだ理由は、様々な通貨に対応している上に入力方法が分かりやすかったからです!

イメージとしては、直接記帳を行うのではなく日常の取引の入力を通じて記帳作業まで完結させる会計ソフトといった感じです。

Quickbooks上では取引は大きく①Banking(入出金)、②Sales(売上)、③Expenses(経費)の3つに分けられています。
これらを相互に紐付けることで記帳まで完成させる仕組みで、伝票の直接起票はあくまで上記に該当しない部分を補完するものとして使用しています。

これはクラウドの会計ソフト全般に言えることですが、「伝票を起票する」という意識はどんどん薄くなっていき、「取引」を中心に会計帳簿を作るのが主流になっているように感じますね。

一度紐づけられた取引は記憶してくれるので、毎回ゼロから紐付けるという手間はかかりません。
また自動連携が可能な現地銀行の数も多く、その点も魅力的な会計ソフトです!

Expensify

海外のメンバーの立替経費の精算にはExpensifyというツールを使用しています。
申請に対する承認機能も備わっていますし、承認後の経費はQuickbooksへの自動連携が可能です。

領収書の読み取りもスマホででき申請の負担を減らすことができるので、現地のメンバーからも好評の声を頂いています。

経費の用途をQuickbooks上の各勘定科目に紐付けることができるのはもちろん、支払通貨が違う場合も自動で現地の通貨に換算してくれる機能があり、かゆいところに手が届くツールです!
例えばUSDで支払った経費でも基本通貨をSGDに設定していれば、SGDでの金額を自動で算出してくれます。システム利用料など意外と支払通貨が決まっている場合が多いのでありがたいですね。

また、Expensifyを使用していていいなと感じたのが、「ExpensifyCommunity」というユーザーコミュニティの存在です。ログインするとCommunityへのリンクが貼ってあるのですが、これがYahooo知恵袋的な使い勝手のよさでした!


(https://community.expensify.com/より) 

「Ask questions, share answers, and connect with Expensify users around the world」の通り、世界中のユーザーが質問を通じてExpensifyの使用方法に関するナレッジを共有する場になっていて、設定を進める上で参考になる実務的な質問が多かったです。

個人的にはよくあるQ&Aより血の通った質問が多い気がしていいなと感じました!

またExpensifyでは1つの会社アカウント内でも「policy」という機能を使って、複数の拠点管理ができるので非常に助かっています。

海外管理のこれから

今回ご紹介したツール以外にも最近給与管理のTalenoxというツールを導入しました。

現状の体制に甘んじず、今後も必要に応じて使用するツールを変えながら効率的な管理体制を築いていきたいなと考えています。

ただツール導入の最大の意義は工数やミスが減ることで、導入には当然コストがかかります。
いろいろ調べていると「なんかオシャレ!」や「とりあえず使ってみたい」と感じることも多いですが、何のために導入を検討しているかを常に頭に片隅に置くように肝に命じています。

非常にマニアックな話題になりましたが、経理等のコーポレート業務の話はなかなか外に出てこないと感じているので、「うちはこうやってるよ」とか「このツール便利だよ」等あれば情報交換できれば嬉しいです!

最後までお読み頂きありがとうございました!

Wantedly, Inc.s Stellenangebote
21 Likes
21 Likes

Wöchentliches Ranking

Weitere Rankings anzeigen